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1 堀辰雄雑記
朝から、本を探しました。
先日行った、岐阜県郡上の奧にある長瀧白山神社に少しだけ関係のある谷崎潤一郎の『細雪』と、司馬遼太郎の根来について書いてある本です。 探すとでてきません...。 探していない本は出て来ました。 昭和52年刊の堀辰雄全集の一、二巻。 (1976年に筑摩から出たものです。この頃以降の本は紙がよいので、古さを感じさせません) 私が持っていたのは文庫のはずですので、 誰か別の人間が買ったようです。 本を開けると、間に堀辰雄雑記と書かれた 雑誌の無造作な切り抜きが挟んでありました。 ![]() こういう破り方をするのは、祖母か父か私か... 破られた雑誌は何だったか。筆者は誰か。 Noriというサインのある挿絵です。 裏の記事などを見ると、文芸誌でもなく文藝春秋などでもなく、ひょっとすると「ちくま」...わかりません。 堀辰雄と萩原朔太郎第二詩集『青猫』 堀辰雄と室生犀星 堀辰雄と芥川龍之介 堀辰雄とエルグレコ『受胎告知』 堀辰雄と川端康成 堀辰雄と角川書店 堀辰雄と立原道造 など、簡単に書かれた見開きで、参考文献が7種あげられています。 福永武彦が書いた意中の文士たち、内的独白などがあがっていますが、読んだことはありません。 堀辰夫は東京府立三中、現在の両国高校出身なんだ...と、思ったりしました。 せっかくなので、最近seitaroさんがとりあげられている『旅の繪』を読んでみました。 読んでいて思い出したのは、別の本のことでした。 ![]() 西東三鬼が書いた『神戸・続神戸・拝愚伝』 最初はホテルが常宿だったけれども、空襲を避けて北野の洋館に移るような戦時中の日常を描いた話しだったような気がします。 戦争中の神戸、北野界隈のことが書かれています。 かなり以前から、神戸、阪神間、大阪を描いたものはできるだけ手元に置こうとこころがけていたため、書評を読んで、どうもこの暗い表紙のものを手にいれたようです。(この本はいまのところ見つかっていません) 実は恋愛小説と、サナトリウムもの、戦時中の話しは、不条理の中での葛藤を描いていて、読むのがつらくなるので、殆ど読まないのですが... 細雪はでてきませんでしたが、同じく長瀧白山神社について書いた、 白洲正子の『かくれ里』がみつかりました。詳しくは後ほど。 ▲
by shukugawans
| 2013-09-14 12:33
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