古書や骨董が好きです。歴史など調べるのことが好きですが、結構あきっぽく中途半端です。素人ですが、見たこと、聞いたこと忘れないうちに書いておきたいと思います。
by ふく
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阪神あまカラ①

古本市で購入したのじきく文庫「レジャーの兵庫県」(昭和42年発行)。
この本は目次をみますと、巻頭には「日本のなかの観光兵庫」という足立巻一先生の文章も掲載されており、ぱらぱらと拝見すると、面白いのです。〈味〉というテーマのなかに淺田柳一さんの書かれた「阪神あまカラ」という文章があります。
 淺田柳一さんというお名前を調べてみますと、実は飯田寿作さんの遺作をまとめて昭和49年に刊行された『酒都遊観記』に「酒都歳時記」を寄稿された方でもあり、『なにわ歳時記わすれかけている庶民史』(昭和56年)という著書もありました。西宮ゆかりの方と見えます。
 まずは導入部、少し読んでびっくりしました。「外食することが多いボクは、ハシ袋を集めることがクセになった。それも少々手のこんだ集めかたである。というのは、袋の横へ何月何日、だれとだれと飲んだ。ワリカンで払ったか、だれがオゴったか、うまいか、まずいか、高いかか安いかなど、こと細かに書き込んである。いわば”食べ物日記”。表紙には「割り箸巡礼」と書いてある。とありました。
 実は今までお二人、そういう癖のある方を存じあげています。当時流行ったのでしょうか。それはさておき、西宮市の冒頭で紹介されているのは〈大半〉という和菓子のお店です。残念ながら私は存知あげませんが、西宮では一番古風な菓子店。嘉永年間、大和屋半兵衛創業。当主で四代目。戦前は札場筋に店があったのですが、戦災で全焼。いまは阪神東口から東へ、松原神社の途中にあるのだそうです。
 ここのモナカと上用は、明治時代から西宮の代表銘菓として知られていた。材料を厳選、ひょうたん型のもなかだそうです。もなか15円、上用20円。「大半菓子舗」とありました。値段は現在とは比較のすべもありませんが…。

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 さて、西宮東口の周辺のようです。土地勘がないので、いまはどうなっているのかわかりません。Google Mapを見ると、お店が写っています。どなたかご存じのかたがおられましたらご教示くださいませ。
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by shukugawans | 2012-10-01 21:55 | 西宮のこと
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