古書や骨董が好きです。歴史など調べるのことが好きですが、結構あきっぽく中途半端です。素人ですが、見たこと、聞いたこと忘れないうちに書いておきたいと思います。
by ふく
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大阪言葉小片を読んで

一九三六年、中央公論社から刊行された森田たまの『もめん随筆』文庫版の「大阪言葉小片」が面白い。

「へえ、おそくなりましてすんまへん。わたし途(みち)でちょつと転けましてな、膝すりむいて痛うおまつさかい、なんぞくくるもんおくなはれ云うて、いま女ごしさんに頼んでまんでん(?)ねん...」と河内から来た人がいうのですが、
「いとうおまっさかい」が東京出身の女中さんには外国のことばのようだったそうで 、「伊藤松坂屋の前でどうかなさいましたそうです」となったそうです。.
確かに、当時は東京の言葉と大阪の言葉が今以上に違ったようです。

 続けて、「お勝手のことをはしりもと、おはちといえば丼で、飯をいれるおはちはおひつ。おへらがしゃもじ、しまつておくことはなほしておく。お互いひにゆづりあつておぼえるのだが、ものを投げやりにしておく事をどうらくにするといひ、いたづらつこを叱るのに、このどろうぼうメといふのでは、その言葉に対するべつの観念がこちらにあるために、いくへんきいてもまごつくのであつた。いちびるとかほたえるとかいふ言葉もなかなかおぼえにくかつたが、おぼえてしまふといちびるのはいちびるのであり、ほたえるのはほたえるのであつて、それを東京の言葉になほしてみようとしても、つけあがるでもはしゃくでもどうにもピッタリとしないのだからふしぎである。」と書かれています。

こうやってみると、今は関西と関東でさほど違わない言葉を使っていますし、いまでは使わなくなってる大阪言葉も多いのではないかと思いました。

☆西宮流ブログ移転にあたっていただいたコメントを追記いたします。

小学6年の時、森田たまの夙川の風景を書いた随筆に触れて感激しました。旧薄田泣菫邸から、次は一本松の森田たま旧居に向かうつもりでしたが、まだ「もめん随筆」全て読めていませんでしたので、面白く読ませていただきました。
谷崎潤一郎の私の見た大阪及び大阪人も、現在の大阪人と相通ずるものや、今やこんなことはないと思われる事などが混ざり、面白いお話でした。
[ seitaro ] 2012/02/19 22:16:00 [ 削除 ]
私は西宮に来たばかりのころ
姑に「それなおしておいて」と言われても
かたづける意味とはわからずに戸惑いました。^^;
私が「これから夕飯のまわしをする」と言って
「なに?」とビックリされたことがあります。
言葉って面白いですね^^
[ ショコママ ] 2012/02/19 23:04:14 [ 削除 ]
関西言葉の、はんなりとしたニュアンスが好き。
たまに?っていうのも、まだまだありますが。。。
ショコママさん!「夕飯のまわし」って何ですか?
[ Lady J ] 2012/02/20 9:34:33 [ 削除 ]
LadyJさん☆
ウフフ・・・失礼しました。
今では私も使わない言葉ですが今でも岐阜や名古屋に住む
友達は使っているかも・・・
夕飯の用意をするという意味です^^;
[ ショコママ ] 2012/02/20 16:13:02 [ 削除 ]
ありがとうございます。
予想通りでしたが、面白い表現ですね。
ふくさま
ブログ内での勝手なやり取り、失礼致しました。
[ Lady J ] 2012/02/21 9:23:05 [ 削除 ]
seitaroさま 小学校の6年で読まれたのは何だったのでしょうか。森田たまにどのようにして出会われたのか気になりました。森田たまさん戦前の女性とは思えない考えの持ち主のようで、読んでいて時間の隔たりを忘れさせてくれます。文中に一旦リベラルになりかかった日本が再び保守的になっていく様なども少しだけ読み取れ興味をひきます。夙川とかかわりのないことも含めて面白い人にであえました。ありがとうございます。
[ ふく ] 2012/02/21 21:18:49 [ 削除 ]
ショコママさん 私の母は名古屋出身なので関西弁は使えません。本人が標準語と思っているちょっと東海なまりの標準語を使っています。父方は関西ですが、そういう人がまじっていると、あまり極端な関西弁を使わないので、私も究極の関西弁使いにはなれませんでした。こうやって関西弁の標準化がはじまったのだと思います。大阪に勤めるようになってはじめて、「ほたえるって?どういう意味ですか?」みたいのにでくわしました。
[ ふく ] 2012/02/21 21:24:08 [ 削除 ]
Lady Jさん 「夕飯のまわし」ってわかる?と岐阜の人にいわれたのは最近のことですが...私も、さっぱりわかりませんでした。(笑)そういえば「はんなり」ということばも大人になってからはじめてきいたので、当初は微妙なニュアンスがよくわかりませんでした。あと、「いちびり」「ほっこり」も使いこなせないことばで、「寒い日に湯豆腐を食べてほっこりする」 と覚えてますが...
[ ふく ] 2012/02/21 21:28:51 [ 削除 ]
「まわし」はすでにご存じだったのね^^
私もある意味東海なまりの標準語かもしれません。
海外に行った時に「おくさん、生まれは関東ですか」と
ベタベタの大阪の方に尋ねられました^^;;
私も一生懸命にこちらの言葉を真似して長い間きたのですが
「おかしい」とたまに笑われます。
「ほっこり」は今でも上手く表現できない言葉です。
[ ショコママ ] 2012/02/21 22:17:26 [ 削除 ]
小学生のときは、何故か結構国語が好きで、本には何でも興味を示して、たまに親戚の家に行くと本棚の前に座って一人で本を読んでいました。ただ須賀敦子さんはじめ作家の方々のお話を聞くと、恥ずかしいレベルの本ばかりで読書量も多くはありません。(なにしろ菫が読めないほどですから)森田たまさんのもめん随筆は、手当たり次第、中学生の参考書など読んでいた時、身近な六甲山や夙川の風景が、とても自分では書けない(当たり前ですが)文章で表されていたので、もっと読んでみたいと西宮の図書館で借りて読みました。夙川雑筆だったと思いますが、なつかしい思い出です。
[ seitaro ] 2012/02/22 22:08:57 [ 削除 ]
「まわし」は方言談義をしてるときに教えてもらいました。そういえば、神戸と大阪でもかなり語尾がちがいます。大阪の中でもどうも違うようです。阪神間の言葉がいちばん早く標準語化するだろうと誰かが書いていましたが、概ねあたってると思います。そういえば職場は大阪ですが、べたべたの大阪弁使える人が最近減ってるような気がします。
[ ふく ] 2012/02/23 19:27:03 [ 削除 ]
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by shukugawans | 2012-02-19 20:30 | 本のこと
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