古書や骨董が好きです。歴史など調べるのことが好きですが、結構あきっぽく中途半端です。素人ですが、見たこと、聞いたこと忘れないうちに書いておきたいと思います。
by ふく
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西宮の古本力(ふるほんりょく)?

西宮にある喫茶「輪」の今村様から
http://akaru.mo-blog.jp/akarublog/
daily-sumus というページを教えていただき、拝見していると、
いろいろ楽しい記事に遭遇することができました。

スムースというページ、
林哲夫さんという方、几帳面なレイアウトをされていて、
どういう方なのかと思っていたら、
画家、エッセイストとありますが、
それにとどまらず装丁も編集されたり、
古書蒐集家でもあり、sumus(スムース)という雑誌の同人でもあるそうです。

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本当は尾崎秀樹記念大衆文学研究賞を受賞されている『喫茶店の時代』という本が読みたかったのですが、これはなかなか手にはいらないので、
『神戸の古本力』という本をamazonにて格安に手にいれて読んでみました。

e0268888_183921.jpg



2006年、高橋輝次さん、北村知之さんとの共編著です。
もう6年前の出版ですので、現状とは少しかわってしまっているかもしれませんが、
巻末に神戸の古本屋さんの地図もついています。

構成は第一部が神戸の古本力というテーマで三人の編者による対談。
次に、二十人の方々が書かれた神戸の古本力のアンケート、最後が前述の地図と全国の古本屋リストです。アンケートに答えておられる方々はこの三人の方の人脈によるものかと推察できます。

このなかに西宮の古本屋さんについて書いてあったところが気になったのでちょっとふれてみましょう。

まずは地図です。神戸古書籍商業協同組合が1975年に発行した『六十年史』に掲載されている西宮支部と芦屋支部の地図。昭和50年、すでに40年近く前の地図になります。


e0268888_165245.jpg



この頃、私はまだ古書店とは全くご縁の無い生活をしていましたので、どの店も記憶にありません。栄文堂は今より東にあったのは知りませんでした。(確かに今の場所にはありませんでしたが...)この本を読んでいて思ったのは、ここに投稿されている無類の古本好きの方々は高校生ぐらいから、古本好きであられるようで、中途半端ではない生き方をされていると感心します。

さて、もう一件、気になる記事がありました。南敬二さんという方が書かれています。戦前に出されていた探偵小説の同人誌『ぷろふいる』という雑誌の編集者であった熊谷市郎さんという方が産所町で古本屋さんをされていたというものです。さきほどの地図でみると光文堂というのにあたるのでしょうか。

daily-sumusに発行された『ぷろふいる』の内容がリストにして掲載されています。
http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/kumagai.html

蒼々たるメンバーが執筆している雑誌で、発行所は東京、神戸、京都、奈良と点々としており昭和23年頃まで続いています。

下のブログにも『ぷろふいる』について少しふれてあります。
http://paperbackwarehouse.jp/i_know_about.php?c=4

この方によれば、「『新青年』を除いては、続刊の年月最も長く、同人雑誌とはいいながら、後には半ば営業雑誌に転身していたのだし費用をかける事も多く、この種の雑誌としては最も立派なものであった。(略)発行所は京都市ぷろふいる社。資産家熊谷晃一君の事業であった」。と、江戸川乱歩がどこかに評したそうです。

この熊谷晃一さんが熊谷市郎さんです。京都の呉服屋さんのご出身で、休刊後は西宮で長らく古書店をされていたようです。

西宮の古本屋さん、どなたか行かれた方はあるでしょうか。
西宮在住といっても阪神西宮付近には最近まで殆ど行ったことがなく長らくすごしました。震災前はいろいろなお店があったようで、とても残念です。
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by shukugawans | 2012-03-30 01:09
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