古書や骨董が好きです。歴史など調べるのことが好きですが、結構あきっぽく中途半端です。素人ですが、見たこと、聞いたこと忘れないうちに書いておきたいと思います。
by ふく
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秋里籬島 摂津名所図会 甲山

昨日に続いて、我等が甲山の姿をもう一枚。


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きょうの甲山はいまから200年以上前、寛政8年(1796)。
京都と大阪の書林から刊行されている『摂津名所図会』に掲載された図です。
名所案内といいましょうか。摂津の国武庫郡と兎原郡(芦屋と神戸市の一部)が一冊になっていて、絵図・歌・俳句・伝説などが書かれています。摂津については十二冊完結となっています。

お江戸にあの有名な写楽が現れたのが寛政6年。
京都の三条京阪にあって、土下座してる? とおもいきや
皇居を遥拝するむ銅像の人高山彦九郎が亡くなったのは寛政5年
西宮ではその頃、米穀商人当社金兵衛さんが海上輸送をより活性化させようと、
夙川から運ばれてきて浅くなった港の修築を行いはじめた頃のようです。

※阪神間の街道を歩くというブログに今津っこさんがあげてくださっている寛政元年の地図をみていただければ当時の西宮の様子がわかります。
http://imazukko.fau.jp/kaidou/archive/ezu/nishinomiya/shuhen/shuhen.html
山の南面を描いていますが、山の大半をしめているのは神呪寺です。
絵のタイトルも「兜山神呪寺(かぶとやまかんのうじ)」
お寺は、我々が「お大師さん」とよんでいたあのお寺ですが、
今のイメージよりずっと大きく描かれています。

この寺の創建は天長年間9世紀の前半のことといわれています。その後戦乱で何度か焼かれたあと、江戸時代を迎えます。
寛政年間に描かれた神呪寺の本堂は現在の神呪寺の本堂の位置と考えて間違いないようですが、その地に移されたのは寛延2年(1749)のことらしく、
それ以前は関学の北西、上ヶ原浄水場の施設のあたり、仏性原に伽藍があったようです。(ただしそのあたりも謎)

山の大半を堂宇が占める描き方は、実際の様子ではなくむしろデフォルメされて描かれたと考えた方がよいでしょう。お山自体が信仰の地であったことをものがっています。

左上には「上代の春日もうつれかぶと山」という蕉門の俳人中村史邦の句が記されています。

ここまで書いて、まずいことに気づきました。ひょっとして甲山の〆は甲山登山か...私は大学の授業で山頂まで走らされてから登ってないように思います。
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by shukugawans | 2012-03-01 18:04 | 西宮のこと | Trackback | Comments(0)
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